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年金財政が破綻しているという事実の直視が重要である 

2019年6月19日

 


 

今週号の週刊ポストが,参院選後に政府が68歳年金支給開始年齢をぶち上げることを憶測し,

 

週刊現代は,70歳支給開始を政府が画策している,といった記事を掲載しているが,

 

それらの中身の真偽はともかく,これらの記事の前提となっているのは,年金財政がすでに破綻しているという事実である。

 

老後生活に最低2千万が必要なのか,それとも3千万以上なのかは,個人差がある話だから何ともいえないところがあるが,

 

確実なのは,今後,老後を年金収入だけで生きていくというのは,不可能な時代に突入するということである

 

6月18日付の日刊ゲンダイサイト記事によると,老後資金が不足するとされる貯蓄2000万円未満は,国民全体の3分の2を超えるとした上で,

 

金融ジャーナリストの小林佳樹氏が,これまで以上にギリギリまで節約を徹底し、少しでも貯蓄しようと考える(国民が多くなる)はずです。」

 

「この先、国民の消費マインドは冷え込み、消費大不況が訪れるかもしれません」と述べているが,確かにその可能性は高いだろう。

 

だが,安倍腐敗政権には何を警告しても無駄だと思われる。

 

6月の月例経済報告で,安倍政権は18日,「個人消費は持ち直しており、2012年12月からの景気拡大は続いている」との見方を示していたが,開いた口がふさがらない。

 

彼らはいつまでこのようなウソを平気でつきまくるつもりだろうか。この偽造,ねつ造,安倍晋三政権をなぜ40パーセント(最新の世論調査)の国民が支持しているのが七不思議である。

 

支持理由のひとつに,野党のふがいなさを指摘する識者は多いが,国会の論戦を見ていると,確かにその点は否めない。

 

事前に準備した質問はそれなりにこしらえてきてはいるが,答弁への突込みが甘すぎて迫力が全くない。そもそも上品過ぎるというか,与党と本気で戦う気がないように思えて仕方がない。

 

たとえば,18日の国会で,安倍氏が公的年金制度に関し、「積立金の運用益も(安倍政権下の)この6年間で44兆円プラスとなり、民主党政権時代の10倍増えている。」

 

「公的年金はより安心できる強固なものとなった」と述べていたが,これに対する突っ込みは皆無だった。

 

ここで,たとえば,「その積立金の運用益だが,昨年末の3ヶ月間だけで15兆円の損失を出している。今年上半期の損失の公表はまだなのか」

 

「3ヶ月で15兆円溶かしたんだから,今年の半年間だけで倍の30兆円の損失が出ているのではないか,いや,出ているはずだ。否定するならさっさと最新の資料を公表しろ」

 

「先ほど6年間で44兆円プラスで,民主党政権の10倍と述べられたが,現時点では44兆円がゼロ,いや,マイナスになっている可能性もあるのではないか」

 

「そうだとすれば,あなたが普段からよく言っている「悪夢」の民主党政権よりもマイナスになっているということになるのだから,今の与党政権は,「地獄」の安倍政権と命名されても文句は言えまい」

 

などと,皮肉とハッタリとユーモアで突っ込みを入れていくような余裕ある言動も時には必要であろう。

 

ところが,主要野党議員は,知的に上品ぶる者が多く,ケンカの仕方を知らない根性なしばかりである。これでは,やくざ体質の安倍一味に始めから勝てるわけがない。

 

とはいえ,この時期での年金問題の噴出は,敵失である。選挙前に野党がこれを利用しない手はない。

 

しかも,立場上,弁解の矢面に立っているのが,昨今いろいろと評判を落としている麻生太郎ときているのだから,これを徹底的に攻撃しない手はない。


が,今の野党にそれを期待するのは無理なことなのか。

 

「国民に対して「老後に備えて2千万円貯蓄しろ」と言っているが,年間の飲み代だけで2千万円以上も使っているあなたに言われたくない,とほとんどの国民が思っている」

 

ぐらいのことを言える野党議員が一人でも出てくれば国会も面白くなるのだが。

 

そもそも,国会論戦など,しょせん国民とメディア向けのパフォーマンスであり,答える与党はウソまみれときている。

 

本気で安倍政権を倒したいのなら,主要野党議員は,パフォーマンスを最大限活用して,与党と戦う姿勢を無党派層国民に示すべきである。






 

 

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