FC2ブログ

安倍政権を粉砕するには無党派層の支持が不可欠 

2019年6月2日

 


 

 

6月に入ってから,立憲の枝野代表がメディアや街頭演説などで,

 

「日本政府が,環太平洋連携協定(TPP)以上に,農産物などでトランプ大統領に譲歩したことは明らかである」

 

「違うなら米政府に明確な形で否定しなければならない。それがない以上、密約があったとの前提で選挙の争点にせざるを得ない」と強調しているが,

 

これこそまさに当ブログが一昨年から求めていた言い回しである。

 

安倍政権が磐石なのは,野党がだらしないからだとよく耳にするが,私は言われているほど野党が脆弱だとは思っていない。

 

野党がだらしなく見える理由のひとつは,彼らが発する言葉が弱いからだと思っている。

 

これまでの野党なら,

 

「トランプ大統領に譲歩した可能性が高い」「疑いがある」「米政府と密約があった可能性が高い」

 

といった類の言い回しで終わっていただろう。だが,このようなゆるい言葉で攻め立てたところで,4割の無党派層の心には何も残らない。

 

だが,今回の枝野氏の言葉には今までとは違う力強さがあったと思う。今後もこのような力強い言葉を続けてほしいと願う。

 

選挙が近くなると,政権の意向で文春あたりが立憲を非難してくるだろうと以前予測したが,案の定,今発売中の文春が,具にもつかない枝野バッシング記事を掲載している。

 

文春は,時折,政権批判記事も載せているが,それはアリバイ作りであり,基本的には安倍政権に畏怖・忖度していると考えてよい。

 

今後も枝野氏には,有形無形のさまざまな攻撃が予想されるが,政治資金規正法違反や下半身スキャンダルの類でなければ致命傷にはならないだろう。

 

ところで,野党が安倍政権を攻撃する上で忘れてはならないのは,安倍氏が関わっている数々の疑惑である。中でも森友事件は無視してはならない。

 

これまで野党は,「安倍昭恵氏が事件に関わった可能性が高い」「疑いが濃い」といった調子で非難してきたが,こんないい回しではダメである。

 

森友側の要望を受けた昭恵氏は,秘書の谷査恵子氏に財務省との折衝を命じた。その結果,


土地評価額9億5600万円の国有地が,約8億円値引きされたのである。

 

なぜこれだけ値引きされたのかについて,5月30日の大阪地裁判決は,その根拠をやみに葬り去ってしまったが,

 

今や政権の走狗と化している日本の裁判所が何と言おうと,土地取引に昭恵氏が関わっていたことは,常識的に考えて「明らか」であることは言うまでもない。「可能性」のレベルをはるかに超えている。

 

野党は,今後の国政選挙に向けて,森友問題は昭恵氏が中心になって深く関わった事件であると決め付けた言い回しで安倍政権を非難すべきである。

 

「安倍総理は,自分や妻が関わっていたら,総理大臣も国会議員も辞めると言っていたが,妻の昭恵氏が関わっていることは明らかなのに,安倍さんはまだ辞めていない。彼は約束を守らない大嘘つきである」と。

 

そうなれば,菅義偉あたりが記者会見で,「証拠もないのに関わっているなどと決め付けて非難するとは何事か」と反論してくるだろう。

 

ならば,「だったら,昭恵氏の証人喚問を直ちに認めろ。それができないのなら,関わりがあったとの前提で選挙の争点にしていく」

 

という冒頭の枝野氏の言い回しを使って反撃すればいいだけのことである。

 

そのやり取りを無党派層がどう評価するかだが,


無党派層の多くは,潜在的に与党に懐疑的であることから,彼らは最終的に野党の言い分に軍配を上げるのではないかと思う。




スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment