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トランプのほら発言も日本相手だとフェイクではなくなる 

2019年5月12日

 


 

安倍総理の虚言癖は今や周知・公知の事実,日本国民の常識となっているが,フェイク発言なら米国大統領も負けてはいない。

 

4月27日の日米首脳会談後に,トランプがウィスコンシン州の集会で,安倍総理が日本円で約4兆4600億円の対米投資を約束したと述べていたが,どうやらフェイクのようである。

 

今年1月21日付の米ワシントンポストによると,トランプの虚偽発言は,大統領就任後の2年間で、計8158回にも及ぶという。

 

安倍氏のフェイク発言も,数えれば就任6年半合計でトランプに匹敵するものと思われるが,今日は安倍氏ではなく,最近のトランプ発言の真意を探ってみたい。

 

ここ数日の間に北朝鮮が何度か短距離ミサイルを飛ばしているが,トランプは非難していない。

 

金正恩との良好な個人的関係の維持が非難忌避の真意と思われるが,それだけが理由ではなさそうである。

 

北朝鮮のミサイル発射と同時期に,偶然にも米国もミサイル実験を行っていたことがばれてしまったことも非難を避けている一因ではないかと思われる。

 

米国は,5月9日の北朝鮮の発射実験から11分後に、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行っており,

 

その数時間後にも,オハイオ級原子力潜水艦ロードアイランドが、フロリダ州の沖合で核弾頭の搭載が可能なミサイルの発射実験を行っていたとニューズウィーク誌が伝えている。

 

同日,ほぼ同時刻のミサイル実験について,米国務省は偶然の一致を強調しているようだが,


偶然にせよ,米国が発射実験の事実を認めた以上,トランプが北朝鮮の短距離ミサイル発射を非難しにくい状況にあったことは間違いない。

 

また,トランプは,北朝鮮だけでなく,天敵のはずのイランに対しても塩を送っている。

 

5月5日,ホワイトハウスが「イランがアメリカ軍を攻撃するための準備を進めているとの兆候が強まった」と主張し,イラン周辺地域に空母などの派遣を決めたことは日本のメディアも伝えているが,

 

他方,CNNによると,ホワイトハウスは、イラン政府とトランプが連絡を取れるように,「ある電話番号をスイスに提供」し、イランからコンタクトできるように取り計らったとも伝えている。

 

トランプ本人が,5月9日の記者会見で,イラン政府関係者から連絡をもらえることを希望すると述べたという。

 

また,最近になって,ベネズエラへの軍事介入発言もトーンダウンしている。

 

トランプは,2017年8月11日に、ベネズエラに対して,軍事行動をほのめかし,今年に入ると脅迫発言はさらにエスカレートしたが,最近は落ち着いてきたように見える。

 

その真意は,中国との経済戦争がエスカレートしている現在,イラン,ベネズエラまで相手にしていられないので,今は一時休戦状態を保っておきたいということ,


背後にいるロシアがトランプをけん制しているので萎縮しているということが考えられる。

 

「共謀 トランプとロシアをつなぐ黒い人脈とカネ ルークハーディング著」によると,


ロシアは,1970年代後半からビジネスマン時代のトランプを調査しており,ロシアゲート疑惑だけでなく,それ以外にもロシアはトランプの弱みを数多く握っているとのことである。

 

また,スティール報告書が事実ならば,トランプ任期中は,これらの国への大規模な軍事侵攻は考えにくい。北朝鮮との軍事衝突の可能性もなくなった。

 

そうなると,軍産複合体のストレスのはけ口は今後どこに向かうのか,今のところ不明だが,アフリカやIS残党の掃討を名目とした行動を目指すことになるかもしれない。

 

それはともかく,以下のトランプと米政府高官の発言はフェイクではなく真実,本音だろう。

 

「日本はF35などたくさんの我々の戦闘機を購入しており、とても感謝している」(昨年11月30日の日米首脳会談後にトランプが発言)」

 

「アメリカは、日本との貿易で長年にわたって多額の貿易赤字を抱えてきた」

 

「アメリカの消費者は、日本経済を潤す一翼を担ってきた。いわば、最もいいお客さんである」

 

「日本にもしっかりした扱いを求めたい」(NHKの取材に対する来日中のバーデュー米農務長官の発言)

 

以上の通り米国は,日本に対しては,中国やイラン相手に対するような恫喝的態度をとってこない。

 

とる必要がないのである。対米隷属の安倍政権は何でもホイホイ従ってくれるからである。

 

大相撲の「トランプ杯」検討も冗談のような話だが,先に述べた4兆6千億円のほら話も5月の交渉で本当の話になる可能性は十分ある。


日本国民は,今後の日米交渉の動向に注視する必要がある。







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