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国民民主党が小沢一郎氏に合流を持ちかけてきた真意を探る 

2019年4月4日

 


 

 

参院決算委員会での塚田一郎副国土交通相の「忖度」発言は,昭和や平成前半までの時代なら即辞任につながる問題である。


選挙直近の発言となればなおさらであろう。

 

だが,これまでも数々の政治腐敗疑惑,失言,暴言の連続を繰り返しながらも生き長らえている(てきた)安倍政権である。過去のセオリーは通用しない。

 

塚田の処分は,財務省文書改ざん問題後も財務大臣の席に居座り続けている麻生太郎に委ねられているだろうから,今日明日の辞任勧告ではなく,とりあえず4月7日の地方選の結果をみてからの判断になるのではと予測する。

 

だが,いずれにせよ,副大臣レベルの失言であれば,地方選結果後のクビ勧告でも7月の国政選挙には全く影響しないものと思われる。

 

ところで,麻生と言えば,福岡知事選のゴタゴタで党内でもミソをつけてしまった。党内権力の中核を担う二階幹事長も党内での人望を失っていると聞く。

 

これだけ与党中枢がゴタついているのだから,野党が付け入る隙はいくらでもあると思いたいのだが,どうもうまくいかない。

 

4月2日,自由党の小沢一郎共同代表は,国民民主党との合流話について,「4月中に結論を出す」との認識を示した。

 

驚いたのは,小沢氏いわく,合流話を持ちかけてきたのが国民民主の玉木代表の方だと明かしたことである。

 

自由党は,国会議員わずか6人,地方議員11人の小世帯で,かつ,国民民主には小沢氏を嫌う者が少なくない。それなのに,なぜ玉木は合流を持ちかけたのか。

 

玉木の本心は,1日も早い立憲との合流だろうが,現時点では実現しそうもない。

 

そこで,立憲に頭にきた玉木は,立憲との共闘がうわさされる自由党と先に合流して,立憲を出し抜こうと画策した,と。


要するに,玉木のやっていることは,立憲に対するただのいやがらせではないかと思われる。

 

ところが,ここにきて自由党との合流話もご破算になる可能性が出てきた。


事情通によると,岩手の選挙区の件で話がまとまらないからとの事らしい。だが,仮にそれが事実なら,実に低レベルでお粗末な話ではある。

 

真相はそのうちわかることなので,ここでは評価を保留するが,それはともかく,そもそも自由党は国民民主と合流すべきではない。

 

働き方改革法案反対,脱原発を掲げる自由党と国民民主では,主要政策で考えが異なるからである。山本太郎氏も合流に前向きとは思えない。

 

そもそも生活が第一を理念に掲げる自由党が,過労死容認法賛成の国民民主とつながってはならない。

 

ただ,立憲や自由との合流がご破算になっても,国民民主には100億円超のカネがあるので,それをえさにして,次の選挙でそれなりに著名な候補者を立てることは問題ないと思われる。

 

アントニオ猪木などはその好例だろう。

 

舛添要一のような,学生時代から都知事時代の40年以上も自民党の理念に漬かりきった男を公認しようというのだから,国民民主には理念も政策もあったものではない。

 

このような国民民主とは,立憲はもちろん,自由党も相手にすべきではない。

 

以前から何度も書いているが,野党共闘は,1人区の候補者調整だけでよい。

 

国政選挙が近づくにつれて,読売や産経といった与党系メディアの枝野バッシングが加速してくることが予想されるが,


どのような事情があっても,主要野党間の足の引っ張り合いがニュースになってしまうような事態は避けたいものである。





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