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森友問題の如き典型的権力腐敗事案を決して風化させてはならない 

2019年3月21日

 

 


 

 

 

3月18日午後,森友学園の籠池泰典前理事長が,国会内の野党合同ヒヤリングの席で「森友問題はまだ風化していない。解決に導かなければならない」と訴えていたが,

 

当事者本人に説示されるまでもなく,「風化」も「解決」もしていないことは言うまでもない。

 

もりかけ問題は,時の最高権力者がその地位を利用して特定私人に多額の税金を投入して便宜供与を図るという,典型的、絵に描いたような権力腐敗事案であり,時の経過によってスルーできる瑣末な問題ではない。

 

価額10億円前後の国有地が,何故に実質1億円以下にディスカウントされたのか。値引きの根拠は何だったのか。

 

国が根拠として提示していた試掘写真資料(ごみが穴に埋まっているとされる箇所を撮影した複数の写真)は偽造されたものだった。

 

昨年11月,立憲の小川敏夫氏がこのことを明らかにしたが,大メディアがほとんど問題にしなかったので,この事実を知る国民は少数ではなかろうか。

 

値引き根拠の写真が,今や日本国お家芸の偽造であることが暴露されたとなれば,根拠として考えられる背景はただ一つ。

 

権力者の指示ないし圧力があったということになるだろう。

 

財務省は,昨年5月「本省相談メモ」を公表した。それによると,安倍昭恵夫人が,小学校の建設予定地について「いい土地ですから、前に進めてください」と述べた旨記録されている。

 

この発言は,近畿財務局と森友の交渉記録に記載されているはずだが,財務省はいまだに公開していない。

 

自殺者まで出して財務省は300箇所以上の文書を偽造したが,それに飽き足らず,まだ隠している文書があるということである。

 

そのことだけでも十分犯罪的だが,悪党は安倍一味や財務省や国交省に留まらない。

 

週刊文春に掲載された籠池氏のインタビュー記事によると,安倍昭恵が籠池氏にゆうパックで送ったとされる書面が検察に没収されたままだという。

 

その書面とは,安倍晋三氏が森友の講演会に急遽出られなくなったことを記した詫び状を指すが,その書面には安倍氏の署名が入っており,印鑑も押されているという。

 

安倍夫妻が森友に深く関わっていることを証明する文書がいまだ検察庁に保管されたままだということになる。

 

検察までグルになり,国家ぐるみで証拠隠滅を謀っているというのだから,最近の小沢一郎氏の言葉ではないが,日本は安倍政権になってつくづく恐ろしい国になったと実感する。

 

18日の野党合同ヒヤリングの席で,籠池氏は次のような主旨のことも述べている。

 

2015年11月,安倍昭恵の秘書だった谷査恵子氏から籠池氏に電話があり,「国有地の賃料引き下げについて,財務省の田村嘉啓国有財産審理室長と話をつけたから大丈夫だ」と。

 

政府は,これまで財務省の田村嘉啓国有財産審理室長が谷氏の要請を断ったと説明してきたが,そうなると,籠池氏か財務省のどちらかがウソをついているということになる。

 

真実を明らかにするには,安倍昭恵と元秘書の谷氏の国会証人喚問が不可欠である。これなくして森友疑獄の真相解明などありえない。

 

9割ディスカウントの根拠とされる土の搬出を請け負った造園土木会社の社長が,2017年3月に不可解な死を遂げた。死亡したのは,毎日新聞が社長の証言を掲載した翌日だった。

 

この国で,政府の脅迫や暗殺がないと考えている国民がいるとしたらおめでたい。森友疑獄は,不明な背景がまだまだ山ほど隠れている。まずは,一刻も早い2人の証人喚問の実現が望まれる。




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