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雰囲気やイメージで他人任せの判断をしてはいけない 

2019年3月17日

 

 


 

 

東日本大震災の被災地の現状をネットで検索していた3月11日の午後12時30分,腹部に激痛が走り,近所の公立大病院にお世話になった。

 

当時の痛みは激烈だったが,その後は治療の甲斐もあって,3月17日現在,快方に向かっている。

 

人生初の大病院を選んだ理由は,家から比較的近かったということと,24時間緊急外来(ER)対応可能病院ということで,迅速に診てもらえるだろうと思ったからである。


だが,病院の対応は,予想に反してよいものではなかった。

 

とにかく一つ一つの対応がのろすぎるのである。

 

職員数が1100人以上いて,緊急ER対応を謳っている公立大病院が,激痛で顔をゆがめている外来を目の当たりにして,2時間待てと平気で言ってくるのだから,その後の対応は推して知るべしであろう。

 

それと,何人かの女性看護師の口の利き方がぞんざいで,教育不十分であることもよくわかった。

 

公立だから公務員と同じということなのか,役所や裁判所の職員が窓口対応の訓練もせず,各々が個性で対応しているのと同じように,職員によって態度にばらつきがあったように感じた。

 

担当医は,私の不機嫌な態度に気分を害したからというわけではないと思うが,別の病院での診療を推奨してきたので,お言葉に甘えて,翌日から,国立市谷保の長久保病院という開業医に受診を鞍替えさせていただいた。

 

院名が示すとおり,個人病院だが医療機器は充実しており,迅速性や看護師らの対応面で当方をイラつかせるようなことは全くなかった。非常にいい病院だと思うが,外来数は,おそらく前出公立大病院の100分の1以下だろう。

 

多くの患者が通常の診察に公立大病院を選択する理由は,おそらく日本人のお上意識によるものではないか。

 

日本人は,大組織に弱く,お上に従順な国民性なので,「公立」の「大病院」というだけで中身を熟慮することなく,そちらに流れてしまっていると実感した。

 

日本人は自分の頭で考えて決断するのではなく,思考を停止して,周りの雰囲気や空気に流されて,それらになびいてしまう傾向が強い国民性がある。

 

断っておくが,別に公立大病院がだめだと言う話をしているのではない。公立大病院には民間病院にはないメリットがあるので,そのメリットが享受できる状況であれば,公立大病院の方を選択すべきであることは言うまでもない。

 

公立大病院の存在意義は,個人開業医にはできない24時間体制のERにある。夜中に腹部が痛み出したら,迷わず大病院(大学病院でもいい)を選択すべきだろう。今回の筆者の激痛は日中だったので,選択を誤ったという反省の一語に結論は尽きる。

 

社会や団体にはそれぞれの役割があるので,その役割にマッチした己のニーズを自分の頭で考えて自分で選択していくべきである。無責任な評判,雰囲気,空気に流されてはいけない。

 

ところで,我々国民生活の生殺与奪は,政治家が握っている。我々が幸せな暮らしを享受できるかどうかは,我々が選ぶ政治家の質にかかっているといえる。

 

安倍内閣は,我々国民の幸せを願いながら,政治活動をしているのか。国民は冷静な頭で判断すべきである。

 

3月12日にNHKが公表した最新の世論調査によると,安倍内閣を「支持する」と答えた人は,42パーセントだという。

 

驚くべき高支持率だが,問題は支持理由である。1番多いのが,「他の内閣より良さそうだから」が47パーセントだという。

 

「他の内閣」とは,どの国の内閣との比較なのか,あるいは,日本の歴代内閣と比べて,ということなのか,言葉の意味がよくわからないが,


そもそも「良さそう」と雰囲気や空気で判断しているところがまさに日本人的で問題である。

 

3月12日に公表された法人企業景気予測調査によると,今年月から月にかけての大企業の景況感を示す指数は,全産業でマイナスだった。

 

2015年の日本経済は,2四半期連続のマイナス成長を記録した。

 

ところが安倍内閣は,2014年末から景気は拡大し続けている,いざなぎ越えだ,などとウソをついている。

 

月例経済報告でも,景気は常に拡大していると大嘘をついている。だが,統計上は,2014年の第二次安倍政権誕生以来,日本経済は,それ以前の民主党政権下よりもだめになっているというのが真実である。

 

法の支配の言葉の意味も知らず,現在も過去も憲法の勉強をしてきた跡が全く見られない無学,無教養の男が,事もあろうに,国家統治の根幹を定めた最高法規を変えようとしている。

 

経済を破壊し,国家を権力者の都合のよいように変えようとしているのが安倍内閣なのである。彼らの頭の中には,国民の幸せなどという言葉は微塵も存在しない。

 

42パーセントの内閣支持者には,雰囲気や空気ではなく,自分の頭を使った再考を望みたいと思う。






 

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