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日本を支配する黒幕はあいつなのか 

平成30年12月9日

 


 

のっけから結論を書くが,ここでいう「黒幕」とは,竹中平蔵を指す。

 

理由は,これまで竹中が提言してきた主要政策が,ほとんど実現ないし将来実現の方向に向かっているからである。

 

政府系諮問会議などでの彼の提言がそのまま政策となり,自身が所属する組織に利益をもたらすという利益相反の構図が,公然の事実となりつつある。

 

今回の改正入管法でも,竹中は国家戦略特区諮問会議で,外国人の受け入れ拡大を声高に主張していた。

 

受け入れ拡大案が実現すれば,自身が顧問を務めている一般社団法人 外国人雇用協議会」の利益拡大につながるからである。

 

また,農業分野での外国人労働者の受け入れ拡大は以前から主張していた。

 

農業分野で特区に指定された兵庫県養父市では、竹中が社外取締役を務めるオリックスの子会社「オリックス農業」が参入に成功したが,これは彼の力によるものである。

 

昨年の7月に,神奈川県の特区で規制緩和された家事支援外国人受入事業について、人材派遣会社パソナが事業者として認定された。

 

パソナ会長の竹中は,諮問会議のメンバーなので,自分が審査し,自分を選んだということになる。

 

行政の窓口派遣化も彼の意向を汲んだ政策である。竹中の提言で竹中自身が多大な利益を得るという仕組みが出来上がっていると言ってもよい。


竹中と今回の改正水道法との関わりを指摘しておくと,

 

コンセッション方式の導入は彼の強い要望によるものである。2014年5月19日、竹中は,第5回経済財政諮問会議・産業競争力会議合同会議で,以下の資料を配布している。

 

https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2014/0519/shiryo_08_2.pdf

 

この資料の中で竹中が提案した数値目標(空港6件、下水道6件、有料道路1件、水道6件)がそのまま政府の提案になっていることからもわかるように,政府に対する竹中の強い影響力は相当なものであると断言できる。

 

それにしても,今や一民間人にすぎないはずの竹中に何故それだけの力があるのだろうか。

 

理由は2つ考えられる。1つは,竹中が米国の支配者層(ここでは米政府とつながりのある金融大資本を指す)の犬だからである。

 

だが,米国の犬は,政治家,官僚の中にごまんとおり,竹中だけが特別視される理由としては決定打にならない。

 

そこで2つ目の理由。多くの国会議員(特に自民党議員)は,以下に述べるように,過去,竹中の提言のおかげで計り知れない経済的利益を得ている。

 

その恩義もあって,竹中に頭が上がらない構図が出来上がっているのではないかと筆者は憶測する。

 

「多くの国会議員が得た経済的利益」とは,2003年当時,経財相と金融相を兼任した竹中が画策したとされるインサイダー取引である。

 

りそな銀行を舞台にした株価操作で,多くの国会議員,さらに外資系ファンドは,多額の利益を得ることに成功した。

 

この「りそな問題」をスクープした朝日新聞の記者は自殺,

 

りそなの公認会計士も自殺した。

 

りそなの脱税疑惑を調査していた国税調査官が,手鏡で女性のスカートを覗いたとして逮捕,勾留された。

 

当時,テレビで株価操作疑惑を指摘していた経済学者の植草一秀氏も,手鏡で女性のスカートを覗いたとして逮捕,勾留された。

 

「りそな問題」は闇が深く,戦後最大級の疑獄事件であると筆者は位置づけている。

 

その疑獄を策謀した中心人物が竹中だが,竹中のおかけで多数の国会議員がインサイダー取引の恩恵に授かることができた。

 

一度に何億円もの大金を得るチャンスというのは,野党の国会議員はもちろん,与党の議員,閣僚クラスでも,そうめったに訪れるものではない。それが竹中のおかげで利益に授かることができたとなれば,彼に頭が上がらなくなるのも無理はない。

 

たとえそれが違法なことであっても,自分さえ黙っていればバレない,となれば,なおさらそのように振舞うだろう。

 

ところで,今回の改正入管法,改正水道法について,自民党議員の多くは内心反対だったのではないか。

 

だが,賛成しても自分自身に経済的不利益が及ばなければ,「保身」の利益を優先した方がよいだろうとのよこしまな計算が働いたものと思われる。

 

このことは,今後も竹中の天下が続くということを意味する。




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