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ロナウドのレイプ疑惑の行方に絡めて日本の民事裁判の実体を暴露する 

平成30年10月11日

 


 

サッカー選手のC・ロナウドのレイプ疑惑報道が欧州の情報空間を占有している。

 

告発している女性の1人は,民事訴訟を提起しており,これを受けてラスベガス警察が捜査に着手したとも伝えられている。

 

だが,結論を言えば,訴えが認められることは,まずないと思われる。


陪審裁判になる可能性もなく,警察は,頃合を見計らって捜査を打ち切るものと思われる。

 

ただ,女性側の対応次第で,事態が膠着状態に陥る可能性がある。


その場合,イメージダウンを懸念するロナウドが多額の金銭を提供して事の収束を図ることが予想される。

 

本件に関連するすべてのメディア情報を精査する限り,女性側の目的は金銭獲得のみであると思われる。


つまり,目的がロナウドの刑務所送りとは考えられないことから,早期の幕引きの可能性は高い。

 

米国と異なり,日本のレイプ裁判では,賠償金目的で女性が男を告訴するケースは少ない。被害者女性は,名誉の回復と加害者男性の懲罰を求めて告発に及ぶことの方が多い。

 

これは別にどちらがいいとか悪いといった話をしているわけではない。

 

民事裁判の解決方法は,第一次的には金銭賠償なので,訴訟提起がカネ目的という理由だけで,ロナウドを告発した女性が非難される風潮はおかしいということを言いたいだけである。

 

ところで,山口敬之にレイプされた伊藤詩織さんが争っている民事裁判は,金銭賠償の獲得が目的というよりも,名誉の回復を求めて訴訟提起に及んだ数少ないケースであると思われる。

 

この裁判は,2017年12月5日の第1回口頭弁論期日こそメディアの注目を集めたが,現在,裁判の行方を伝えるメディアは皆無となっている。

 

聞いた話では,現在証拠調べが行われているらしい。そうだとすれば,ほぼ予定通りの流れで裁判が進行しているということになる。

 

判決が出るのは,早くて半年後,長引けば来年の夏ごろになるかもしれない。それまで我々第三者は,静観して見守るしかないということになる。

 

ここで現在の民事裁判の実情について簡単に述べておきたい。

 

一般人が本人訴訟で裁判を起こした場合,口頭弁論の第2回目になると,かつては,裁判官が密室に当事者を呼んで和解を強要してくるケースが多かった。

 

和解を勧めてくる,のではなく,強要である。脅迫と言い換えてもいい。簡易裁判所では,裁判官ではなく,司法委員がその役割を担っていた。

 

ところが,元裁判官の瀬木比呂志氏が著した「絶望の裁判所」(講談社現代新書)という告発本が世に出て以来,密室内での脅迫に近い和解の強要は少なくなってきた。

 

代わって,現在では次のような手口が横行するようになっている。

 

第1回口頭弁論から第2回口頭弁論までの間に,裁判所が,劣勢の当事者に電話をして,


「あなたは不利なので,和解を考えた方がいい」と促す,

 

もしくは,第2回口頭弁論期日に,密室で同内容のことを告げて,和解を勧告する,ただし,しつこくは言わない。

 

第2回口頭弁論期日に,裁判官(簡裁なら司法委員)が,優勢の当事者を密室に呼んで,


「あなたの訴えが認められるかどうかは不透明だ。和解を考えた方がいい」と,やはり和解を勧める。ただし,ここでもしつこくは言わない。

 

なぜ裁判所は和解を強要してくるのか。


いくつか理由が考えられるが,一番の理由は,判決書を書くのが面倒だからである。


つまり,自分たちが楽をしたいから和解を勧めているだけなのである。和解の勧めが訴訟当事者の利益のためでないことだけは確かである。

 

これが最新の民事裁判の実体である。ほとんど詐欺まがいの茶番が今日も明日も裁判所という国家権力内で行われているということである。




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