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立憲民主党の進むべき道が見えてきた 

平成30年8月26日

 


 

 

国民民主党の玉木代表が,23日のネット討論会で,共産党とは選挙区での候補者調整をしないと述べた。

 

このことは,共産との候補者調整を模索している立憲民主,自由党らとの決別を意味する。

 

党代表選での玉木の当落はともかく,今回の発言が,党としての統一した方向性を示したものであるとすれば,共産党はもちろん,立憲民主にとっては渡りに船の発言である。

 

国民民主は,候補者調整しようがしまいが,選挙に強い一部の候補者と連合の支援を受ける候補者は別として,このままでは,次の選挙でほとんどの候補者が落選必至である。


そこで,党として生き残るために,自公の補完勢力となる道を彼らは選んだ。

 

国民民主には,どうせ国民の誰も期待していないので,彼らは彼らで好きにやらせておけばいい。

 

ただ,枝野代表は,個人的に彼らとの付き合いがあり,国民民主と選挙区候補者調整すべきかどうか,野党共闘という大義名分もあり,ぞんざいには扱えないこともあって,その点はしばらく悩みの種だったのではないか。

 

だが,今回の玉木発言で決断したと思う。共産はもちろん,立憲民主も迷いなく国民民主と縁を切ることができるだろう。野党共闘を望んでいる国民の多くも理解を示すのではないか。

 

が,あまりに縁切りに言及しすぎると,枝野は傲慢になっている,と陰口を叩かれることになりかねない。そこで,自民党総裁選同様に,他党のやることにはあまり口を挟まないのが無難である。

 

大塚代表の「自民総裁選は,石破氏を支持する」発言からわかるように,国民民主は安倍与党ではなく,次の自民首相の補完勢力になるべく,たとえば,働き方改革法成立に手を貸すなどして,徐々に補完勢力としての営業活動を始めてきている。

 

立憲が国民民主と一線を隠す材料は山ほどある。枝野代表は,エダノミクス理論を来年の選挙までによりブラッシュアップして,自党の進化に力を尽くしてほしいと思う。選挙での目標は,もちろん立憲の単独過半数獲得である。


そのためには,共産,自由,社民との候補者調整が必要なのは言うまでもない。

 

ところでエダノミクスだが,経済政策は,小泉元総理のように,ブレーンを間違えると,とんでもない方向に国が進んでいくことになる。


一方,橋本元総理のように経済通を自称して,独断で重要政策を決めていくと,やはり失敗する。経済政策のブレーンの選択は重要である。

 

それはともかく,「保身」といえば,佐賀県知事が,オスプレイの佐賀空港配備計画を受け入れたという。だが,このことは2015年知事選の公約破棄を意味する。

 

知事選では,受け入れ反対票ほしさに,「佐賀のことは佐賀で決める」などと言っていた男が,今度は今年12月の知事選で,佐賀県議会最大会派の自民党の支持欲しさに態度を180度変えてしまった。

 

まさに絵に描いたような「保身」のための行動である。

 

空港使用着陸料として、防衛省が佐賀県に,20年間で計100億円を支払うことなどで合意したことも伝えられている。

 

要するに,カネと自身の身分保証さえ確約がとれれば,どうとでも動く人間であったということだ。戦後日本の大多数の政治家に共通している珍しくない行動原理である。

 

特に安倍政権になってから,そのような理念なき政治家が以前にも増して増殖するようになった。今回の総裁候補で注目されている石破茂もしょせんはその中の一人である。今回の佐賀県知事の決断も賞賛しているはずだ。

 

何せ,2014年名護市長選で,何がなんでも辺野古移設容認派の市長を誕生させたいがために,名護市を訪れて,同市に約500億円規模の振興基金を立ち上げる意向を表明していたぐらいだから。

 

カネさえ出せば文句ないだろう,と言わんばかりの対応は,安倍政権,いや,今や日本のお家芸となっている。


2014年の名護市長選は彼らの思惑通りいかなかったが,たいていのケースでは,カネと身分保証という2本のニンジンを持ちかけられると,悲しいかな,最後は一般庶民も心が折られて屈服してしまう。


日本人全体が安倍化しているといってもよい。

 

石破も安倍と同様,ミスター自民党であることにかわりはない。今,誰が総裁になっても自公政権の運営方針は変わらないと断言できる。

 

やはり,大多数の国民にとっての勝負は,来年の地方統一選と参院選である。それまでは自公政権で我慢するしかない。




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