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立憲民主党にとっては石破政権よりも安倍政権の方が選挙を戦いやすい 

平成30年8月2日

 


 

7月31日,立憲民主党の枝野代表は,来年の参院選で改選数2以上の選挙区に,原則として候補者を擁立する方針を明らかにした。

 

1人区では,野党間の候補者調整に気を使うことになるが,2人区以上の選挙区では,そのあたりは大雑把でいいということか。

 

野党が与党を倒すには,立憲民主党を中心に据えた選挙戦術の構築が望まれる。

 

それを考える前提として,まず,国民民主,日本維新,希望とは,候補者調整すべきではない,とまでは言わないが,する必要はない。

 

政策面から考えると,これらの野党は,立憲からみると、むしろ足を引っ張る存在でしかないからである。

 

立憲は,自由,社民,共産を中心に候補者調整すべきである。(立憲を含めたこれらの野党を,以下では「第1野党と書く」)

 

この点につき,31日夜,立憲,自由,社民の党首が会談し,連携を確認したのは方向性として適切である。

 

選挙区の話に戻るが,

 

2人区は,茨城,静岡,京都府,広島の4選挙区

 

3人区は,北海道,埼玉,千葉,兵庫,福岡の5選挙区

 

4人区は,神奈川,愛知,大阪府の3選挙区

 

6人区は,東京都の1選挙区のみ

 

2013年,共産党は東京,大阪,京都から各1名ずつ当選者を出したが,2人区以上の選挙区では,この3選挙区に候補者を限定するのが望ましい。32の1人区は,立憲にほぼすべてを譲るのが現実的である。

 

自由党は山本太郎氏が東京から出馬すると思われるが,それ以外に選挙区で出すとすれば,4人区のところに限定すべきである。仮に候補を立てるにしても,1,2人が望ましい。が,1人も出さないに越したことはない。

 

社民党は,前回,選挙区で当選者を出すことは出来なかった。その意味では,申し訳ないが,今回は,すべての選挙区で候補者を立てるべきではないと考える。比例での当選に徹した選挙戦が望まれる。

 

新潟県知事選は,与党推薦の候補者がかろうじて当選したが,この選挙戦は,今の与野党の力関係を象徴したサンプルとして大いに参考になる。

 

この選挙では,与野党推薦候補のほかに,安中聡という,地元ではそこそこ名前が知れているが,当選する可能性ゼロの,わけのわからない第三候補者の存在が致命傷となり,野党支持の池田千賀子氏が敗れた。

 

安中氏不在で,与野党支持候補の一騎打ちだったら,池田氏が勝っていたのだ。

 

このことから,一部の無風選挙区はともかく,与野党候補の一騎打ちなら接戦になる選挙区は多いと予想される。

 

そうなると,勝負はやはり4割超の無党派層の投票行動である。現状のままで,来年の参院選を迎えた場合に,私を含めたまともな感覚の無党派層なら,比例区はもちろん,候補者名にも与党候補を書くことはないと思われる。

 

世論調査の支持率に関わらず,来年の参院選で,枝野立憲が安倍与党を倒す可能性があるとこれまで当ブログで書いてきたのは,決して希望的観測ではない。

 

今,私は安倍与党と書いたが,9月の総裁選の結果を踏まえて,石破与党が誕生した場合,来年の参院選,それ以降の衆院選と,野党第1党は手こするかもしれない。

 

石破の言っていることは,枝野氏が言う「まっとう」に近いからである。もちろん,石破にも突っ込みどころは多い。

 

だが,安倍与党に比べれば,はるかに「まっとう」であり,無党派層から見れば,まともにみえる。

 

石破政権誕生で無党派層が石破支持に流れると,野党第1党は選挙で苦戦することになるだろう。

 

その意味では,野党第1党にとって,安倍3選は決して悪くないとも言える。








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