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安倍政権は疑惑から逃げ切れる可能性が出てきた 

平成30年5月18日

 

 


 

以前から当ブログで指摘していた懸念通りの展開になってきた。野党の拙い疑惑追及戦術により,安倍政権に逃げ切りを許す可能性が出てきたのである。

 

枝葉末節かつ証拠をつかんでいない事実を突っ込んでは安倍総理に軽くかわされ,突っ込んでは軽く一蹴される。ここ数週間繰り返されているパターンである。

 

2013〜16年に,安倍総理に加計氏と複数回会食した事実を認めさせたところでどうだというのか。これは今時間をかけて突っ込んでいく問題ではない。

 

確かに,この間は獣医学部新設の国家戦略特区指定の手続きが行われた時期なので,贈収賄疑惑の問題は残る。だが,2人は腹心の友なので,会食もするだろう。2人間だけの会食なら,双方がカネを負担しあうことがあっても不自然ではない。

 

ゴルフ代の件については,柳瀬元秘書官らも同行していたので,カネの出どこは問題となりうる。だが,会食費用もそうであるように,安倍総理が唱える「17年1月20日獣医学部新設計画情報取得説」を覆さない限り,時間をかけて追及するのは時間の無駄以外の何物でもない。

 

米国の法廷では,追及側が相手証人の発言を予測し,その予測発言をあらかじめ徹底的に調べあげてすでにわかりきっていることを法廷で問い詰めていくという戦術がとられることがある。

 

つまり,答えのわかっていることをあえて質問していくというわけである。

 

議会(国会)は法廷とは違うので,一概には言えないが,会食費用やゴルフ代は刑事事件,ひいては総理大臣の辞任につながる問題なので,この問題を取り上げるのであれば,追及側もそれなりの準備が必要というものだ。

 

ところが,野党の追及を見ていると,この点が全く無策なので,安倍総理の苦し紛れの答弁に対しても何の反撃もできずに終わっている。

 

いや,たとえ追及が中途半端に終わっても,これを映像で見ている国民に,安倍総理がウソをついているという印象を与えることが重要なのだという見方があるかもしれない。

 

だが,大多数の国民は,1日中国会中継やニュースを見ているわけではない。

 

疑惑の事実をあれこれ問いかけた映像を見せられると,過去の問題提起が1ミリも解決されないまま上書きされていき,会食費用やゴルフ代もそうだが,加計学園の社用車の問題やら,あるいは,別の問題として,麻生太郎のセクハラ擁護発言など,結局,今何が1番の問題で,何が事の本質なのか,多くの国民がよくわからなくなってくるのである。

 

安倍昭恵や谷元秘書らは森友疑惑解明の最大のキーパーソンだが,野党が証人喚問要求を言わなくなったせいで,安倍昭恵の問題は終わった,解決したと思っている多くの国民がいる。とんでもない話だが,これは事実である。

 

加計孝太郎も含めて,彼らの証人喚問要求はどこへ行ったのか。野党は,安倍総理を叩く前に,論点を拡散させることなく,まずこの点を妥協せず,実現に向けて徹底的に行動すべきなのである。

 

それを理由に審議拒否するなら,その戦術を徹底的に貫くべきである。貫いた上で,今、なぜ審議拒否しているのかを,街頭演説やメディアを通じて,全野党議員が連日連夜国民に説明すべきなのである。説明が十分であれば,大多数の国民は審議拒否戦術を支持していたはずである。

 

安倍総理,安倍政権を追い込めない原因は,すべてにおいて野党の中途半端な戦術に起因するものである。

 

とにかく日本の野党は,あまりに上品過ぎる上に,情報収集能力がなさすぎる。以前,当ブログで民間調査会社を紹介したが,本気で安倍政権を瓦解させたいのなら,真剣に活用すべき時期が来ているといえる。




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