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また死者を出した森友疑獄の今後の展望を概観する 

平成30年3月10日

 



平成30年2月12日の当ブログタイトル「森友交渉記録300ページは偽造・創作文書ではないのか」で,私は,交渉記録は偽造改ざんされたものである可能性が高いことを指摘していた。

 

理由の詳細については,過去の当ブログをご覧いただきたいのだが,要点を言うと,たいした問題とは思えない(と,私は当初考えていた)森友問題について,なぜか安倍総理がおびえており,嘘八百と,公文書捏造や毀棄・隠匿の指示など,あらゆる手段を用いて真実を隠そうとしているように思えたからである。

 

安倍総理に関わる疑惑は,他にも多々あるが,そのどれもが森友疑惑よりもスケールが大きい。それなのに,なぜ彼がこの問題について過度に神経質になっているのか。この点は未だによくわからないところである。

 

昨年3月7日,土地対価の値下げの根拠とされる土の搬出を請け負った造園土木会社の社長が不審死を遂げた。真実を知るキーパーソンの1人が何者かに殺害されたと見るべきだろう。

 

そして,全くの偶然だが,ちょうど1年後の今年3月7日,決裁文書の改ざん疑惑をよく知りうる(関わっていた)近畿財務局の職員が死亡した。自宅で首をつって自殺したと報じられているが,言うまでもなく,彼もまた森友疑獄のキーパーソンの1人である。

 

なお,決裁文書が改ざんされているということは,その改ざん内容とつじつまを合わせるために,300ページ以上の交渉記録も改ざんされていることを意味する。つまり私の見立て通りであるということになる。

 

3月8日の日刊ゲンダイは,加計学園がらみの公文書の改ざん疑惑も伝えている。事実であれば,都合の悪い公文書の偽造・捏造を,権力者は日常茶飯事行っているということになる。

 

安倍総理は,真実を隠し通すために,公文書の改ざん・偽造を指示し,証人となりうる者の抹殺を指示した。まさかそこまではやらないだろう,という見立ては甘すぎる。空虚な権力者ほど保身のために何でもやる。そのことは歴史が証明している。


キーパーソン2人が死亡した現在,彼の頭の中は,どこで幕引きを計るかでいっぱいだろう。

 

佐川をクビにした(建前は辞任だが)だけで事が収まるとは到底思っていないはずである。


安倍総理にとってラッキーなのは,参院選が今年ではなく来年だということである。つまり,1年3ヵ月後の参院選まで1度内閣改造を試みても不自然ではない。

 

このことから,とりあえず麻生大臣を辞任(実質は罷免)させて幕引きを計り,その後,内閣改造を行う可能性がある。後任を麻生派からチョイスすれば総裁選への影響は避けられるのではないか。そうなると問題は,罷免のタイミングである。

 

麻生は,6月下旬のG20財務相・中央銀行総裁会議まで大臣の地位に恋々とすがりつきたいだろうが,そこまで引っ張るのは厳しいだろう。

 

具体的にいつの時期がよいかは,現時点でははっきり決めていないと思われる。週明け以降の世論の動向をみながら決めていくことになるだろう。

 

たとえば,新燃岳が噴火すれば,メディアの報道は朝から晩までこれ一色となり,森友問題報道は蚊帳の外に置かれることになる。

 

そして,噴火報道が落ち着いたところで,今度は有名人の薬物逮捕などが意図的に演出されようものなら,テレビがこの事件に「メディアジャック」されるのは間違いない。

 

これらのほとぼりが冷めたところで,北朝鮮がミサイルを発射すれば完璧だが,今回ばかりは北朝鮮のアシストは期待できないと考えていい。

 

いずれにせよ,不謹慎だが,安倍総理は,巨大な自然災害の到来を期待しているはずである。

 

森友問題に関する彼の基本戦略は,「時の経過で事件を風化させること」である。この問題が彼の目論見通り,スルーされるようなら,日本の政治はおしまいである。この点を認識しながら,国民は今後の動向を注視していく必要がある。





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