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森友交渉記録300ページは偽造・創作文書ではないのか 

平成30年2月12日

 



いわゆる森友問題が朝日新聞などで報道された当時,私自身はあまり関心を持てなかった。

 

籠池なる人物が小学校設置のために,あの手この手を使って役所や政治家を利用しただけのチンケな事件だと思ったからである。

 

ところが,その後の客観的状況が私の見立てをすべて否定している。


この事件自体がどうのというのではなく,この事件の解明が日本政府がこれまでやってきた諸々の不正スキャンダル発覚の端緒になるのではないかと思われたからである。

 

2月9日,財務省は、森友学園との土地取引に関する300ページに及ぶ文書を国会に提出したという。

 

スーツの胸ポケットや机の引き出しからメモ1枚が見つかったのとはわけが違う。20件分,300ページの大量文書を今まで「秘匿」していた理由は何か。

 

破棄したと思っていた文書が見つかったので公開した,というのなら,今はとりあえずそういうことにして納得しておこう。

 

と言いたいところだが,権力者が自己に都合の悪いものを見つかったからといって,あえて公表するわけがない。

 

考えてみればわかることだが,森友問題で権力側は,都合の悪いことはすべて隠している。

 

まず,当時安倍昭恵の秘書だった谷査恵子氏を今現在イタリア大使館に「かくまって」いる。谷氏は,籠池氏の依頼を受けて,財務省に土地の対価の値下げを照会した人物である。もちろん氏の判断で勝手にやったことではない。


谷氏は,森友問題のキーマンの一人である。谷氏に対して,安倍昭恵の指示でやったのかどうか,国会に呼び出して証言させる必要があるが,イタリア大使館に赴任中では,日本のメディアや野党がおいそれと呼び出して真相を聞きだすことが難しくなった。


それなら安倍昭恵を証人喚問すべきだが,安倍総理は拒絶している。この安倍夫人の証人喚問拒否も真相隠しのひとつである。


籠池夫妻に対する,憲政史上例のない詐欺を理由とした長期勾留も,もちろん口封じのためである。


すでに国会で証言した籠池氏を口封じする理由があるのかと言われそうだが,後述する今回の300ページの文書公開と関係があると思われる。


そして,情報隠匿の極めつけは,昨年3月6日の毎日新聞のスクープ翌日に造園土木会社社長が死亡したことである。

 

この会社は,土地の対価の値下げの根拠とされる土の搬出を請け負った業者だが,3月6日,毎日新聞は次のように伝えている。

 

「近畿財務局が2015年9月、工事業者らと地下廃棄物の撤去費用について協議した際、撤去を見送るよう伝えていたことが分かった。工事業者は毎日新聞の取材に『国にそのままでいいと言われた』と証言した」と。その翌日に元社長は死亡した。

 

私は根拠のない陰謀論に与するのは嫌いだが,この死亡した社長は,国側の「あめ」を否定したと思われる。それゆえに,おそらく殺害されたと考えるのが正しい。

信じたくないが,権力側は保身のためには何でもやるのである。


別に安倍総理が殺害を指示したと言っているわけではない。安倍総理に忖度した者たちが暗躍した可能性もあるからである。それはともかく,その安倍総理の動きだが,昨年はこの問題から徹底的に逃避して,野党が要求する臨時国会も無視して,ほとぼりがさめるのを待ち続けた。

 

無意味に頻繁な外遊は,まさか外務省の支度金目当てのためだけにやっていたわけではあるまい。ただの逃げ回り目的であることは明らかであった。

 

逃げ回れなくなったと思ったら,内閣を改造して大臣答弁ゼロのまま衆議院を解散して,また疑惑からの追及から一時的に回避した。

 

それにしても彼がなぜここまでして,大問題とは思えない森友問題の追及を恐れているのか,まだわからないことが山ほどある。

 

話を300ページの交渉記録提出の件に戻す。財務省が,今このタイミングで出してきたことには何かよこしまな理由,考えがありそうである。

 

内容については,近日中に公開されると思われるが,特別な情報は出てこないのではないかと私は見ている。

 

その理由は,この大量文書自体が完全な創作か,もしくは,権力側にとって致命的な情報の箇所を,全体の解釈に照らして矛盾が生じないように,時間をかけて一部偽造した,情報を削除した,のいずれかの加工が施している可能性があるからである。

 

この中身のない文書を公開することによって,非難が高まっている国税庁長官の佐川某が,また国会で,「前回私は記録を破棄したと述べたが,再調査したところ300ページの文書が出てきたので今回包み隠さず誠実な気持ちを持って公開する決断を下した。前回の発言については深くお詫びし,反省したい」

 

と言えば,佐川某の責任,出処進退問題はうやむやになり,加えて安倍総理の任命問題も吹き飛ぶだろう。おそらくこれが今回の提出理由だと思われる。

 

籠池氏を未だに閉じ込めている理由だが,今後彼が公で証言するであろう内容とこの偽造文書の内容が食い違う可能性が高いからではないだろうか。それゆえ,ほとぼりがさめるまで,権力側は彼を閉じ込めておく必要があるということである。

 

この点についてはまったくの憶測だが,そうでも考えないと,氏に対する長期勾留は説明がつかない。

 

私の見立てが正しければ,籠池氏は第1回公判日まで身柄が拘束されるはずである。




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